2017年7月31日月曜日

『都市に住むこと、田園に住むこと』展⑤

都会の夜空を眺めてみれば、そこにはネオンの光が瞬いています。
星や月は遠く、薄く広がって見え、高層ビルに囲まれたそれは、
とても儚く感じます。

鹿児島の中心地、天文館も同じ光景が広がります。

ビルの屋上とは違い、下層になればなるほど、
周囲の視線も気にしなければなりません。

『都市部の月明かりを室内に上手く
取り入れるにはどうすればいいか。』

作者はその視点に注目し、デメリットをメリットに変え、
プライバシーを守りながら夜空を楽しめる、
そんな素敵なプランのご紹介。


『月灯りと寝る家』
工学部2年 木和田 有美 作














































電気を消せば月光が部屋を照らし、広い空には瞬く星が見える。

そんな光景は贅沢なものなのかもしれません。


皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年7月28日金曜日

『都市に住むこと、田園に住むこと』展④

田舎と違い、都市部は家を建てる敷地も
狭くなりがちで、隣家との幅が数十センチ・・・
なんて事もよくあることです。

近隣の視線や、漏れ出る音に気を遣い、
プライバシーの確保も難しくなります。

また、狭いがゆえに閉鎖的な空間になったり、
締め切った窓が暗い雰囲気を演出してしまう、
なんてことにもなりかねません。

作者はこの問題点に着目し、限りある敷地を
うまく利用し、プライバシーを確保しつつも、
明るく、解放感のある家、家族とのつながりを
感じられる家ができないか考えたプランをご紹介。


『階段で繋がる家』
工学部2年 久保田 未咲





















ガラス窓が一つもない家、
その中はどのような空間になっているのか。

想像を掻き立てる家になっていると思います。


皆様、どうぞお気軽にお越しください。



         ギャラリー管理人





2017年7月25日火曜日

『都市にすむこと、田園に住むこと』展③

都市部はにぎやかで、活気あふれていますが、
その反面、他人の視線が気になります。

そこに家を建てるとするなら、周りから見えないよう、
塀で囲ったり、大きな窓をつけることも、
せっかくある窓をオープンにできない場所でもあります。

その結果、周囲の視線はカットできても、
室内に入る光を確保できなくなり、暗くなりがちです。

街と人が共存するのが都市部であり、
孤立してしまえば「共存」とは言えない。

作者はその問題点に注目し、都市部でもどのようにすれば
快適な生活が送れるかを考え、計画した住宅プランのご紹介。


『箱を積む』
工学部2年 吉本 晃城























こちらの作品も、図面やイラストは手描きです。
細かなところまで表現された作品をぜひご覧ください。


皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2017年7月19日水曜日

『都市に住むこと、田園に住むこと』展②

豊かな自然のある田舎とは違い、都市部に建つ家は、
限りある敷地内にうまく自然(緑)を取り入れなければなりません。

時には隣家の木々や街路樹を借景とし、緑ある生活を楽しむ工夫をしています。

コンクリートジャングルと化した現代の街は、植物も人によって管理され、
そこに生活する私たちは、自然そのものに触れる機会が少なくなっています。

そんな都市部に建てる家だからこそ、自然を自然のままに感じ、
その自然の中で、親と子がのびのびと触れ合える家ができないかと考えた
プランのご紹介。


『森を飼う家』
工学部2年 園田 真子 作




















写真を見てわかるかと思いますが、
図面やイラストはすべて手描きです。

かわいらしい、ぬくもりあふれる作品をどうぞ、ご覧ください。

皆様のお越しをお待ちしております。


ギャラリー管理人

2017年7月18日火曜日

南日本新聞に掲載されました。

現在開催中の鹿児島大学工学部2年生による
『都市に住むこと、田園に住むこと』展が、
7月17日付の南日本新聞に掲載されました。

『住むならどっち』

と題して、今回の作品展のコンセプトや、
学生が作品に込めた思い、学生の写真などが掲載されています。






































ぜひギャラリーにお越しいただき、実物をご覧ください。

ギャラリー 管理人

2017年7月14日金曜日

『都市に住むこと、田園に住むこと』展①

天文館と聞いて思い浮かぶのは、
『鹿児島一の繁華街』ということではないでしょうか。

沢山のビルやマンションが立ち並び、
多くの店があり、昼夜を問わず多くの人が行き交う場所です。

ですが、都市になればなるほど、
周りとのコミュニケーションが希薄になる、といわれています。
隣にどんな人がいるかも分からない、あいさつすらしたことがない、
という人が多くいるのが現状です。


作者はその部分に着目し、そんな都市部でも人と人とが関わり、
多くの触れ合いができる場所ができないかと考えたプランのご紹介。


『Sidewalk』
工学部2年  小川 倫生  作











































皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2017年7月13日木曜日

鹿児島大学工学部2年生による『都市に住むこと、田園に住むこと』展



本日7月13日より、鹿児島大学工学部2年生による

『都市に住むこと、田園に住むこと』展が開催されます。




































繁華街に住むのか、海や山に囲まれた地に住むのか・・・
その場に住む意味を考えた設計案や模型を展示しております。

8月9日には展示品を入れ替える予定となっておりますので、
2部構成で楽しめます。
開催期間や休館日などは6坪ギャラリーホームページでも
ご案内しております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

どうぞ、お気軽にお越しください。