2016年10月31日月曜日

卒業設計展⑮

客足の減少に悩む動物園は考えた。
【今までとは違う展示方法で、お客さんを呼び込もう】

旭山動物園は【形態展示】から【行動展示】に方法を切り替え、
見事、廃業の危機から持ち直しました。

しかし動物は、自然の中で生活するのが本来の姿です。
動物園で生まれ育った動物たちは本当の自然というものを知りません。

作者は、福岡県の繁華街からアクセスしやすい場所に、
本来の自然を活かした動物園を創ろうと考えました。

日本本来の樹種を活かし、増加傾向にある外国人観光客も呼び込もうと、
様々な工夫を施した動物園のプランをご紹介。

ライオンはサバンナの夢を見るのか
2015年卒 朝木 聡一郎 作







































今は、どこの動物園も【行動展示】に力を入れています。
動物たちの珍しい行動がみられる良い機会。
間近で見て、新しい発見をするのも良いですね。

皆さま、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

卒業設計展⑭

県内外には、様々な特色のある遊園地が数多くあります。
園内には様々な乗り物やアトラクションがあり、
休日には多くの来場客であふれています。

しかし、時代の流れと共に客足が減少し、
廃業に追い込まれる遊園地があるのも事実。

滋賀県最大の遊園地である【びわ湖タワー】。
かつては5万人もの来場客を集めたものの、
客足が減少し廃業。現在は敷地内に草が鬱蒼と生えているのみ。

近くには琵琶湖大橋などがあり、
最大の観光スポットとなっているにも関わらず、
その場所はまったく機能していません。

その跡地を利用し、次世代につなぐ商業施設を
提案するプランをご紹介。


ケンチクノチカラ
2015年卒 安東 迪代 作







































かつて、鹿児島にも【ジャングルパーク】という遊園地がありました。
残念ながら廃業しましたが、現在その跡地には、
【フレスポジャングルパーク】という新しい施設ができ、賑わいを見せています。

親から子へ受け継がれていくその場所は、今も昔も笑顔があふれています。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

卒業設計展⑬

温暖化により、今後ますます自然災害が
発生する可能性が高くなりつつああります。
過去にも、全国各地で大きな災害が起きています。

2012年7月 九州北部豪雨が発生。
福岡県八女市黒木町笠原地区も被害を受けました。
この地区は農業が盛んで、多くの石垣棚田が見られます。

この石垣も崩落などの被害を受けました。
また、災害後の移住や高齢化で過疎化が進み、
棚田の耕作も放棄さつつあります。

大きな労力を必要とする石垣棚田の管理。
その石垣を効率よく管理・維持していくため、
建築化するプランのご紹介。


棚田と建築
2016年卒 木村 拓 作







































自然と共存している私たち。
災害はいつの時代も起きるものであり、
それが、少しの被害で済むことを願わんばかりです。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2016年10月29日土曜日

卒業設計展⑫

数十年前は玄関や窓の施錠もせずに外出し、
その留守の家に上り込み、家主が帰るのを待っている・・・

そんな時代と真逆のこの時代。
近所付き合いも希薄となり、隣に誰が住んでいるのかもわからない。
それが市や町単位であれば・・・

香川県坂出市瀬居町は、隣接する番の州町という町がありながらも、
町内だけの繋がりしかないという。
瀬居町と番の州町に住む人が新たな繋がりや、コミュニティの場を持てる場を
提供するプランのご紹介。

繋がりのない町を繋ぐ
学部4年 清藤 彩 作













































”遠くの親戚より近くの他人”
という言葉があるように、いざというとき、
ご近所同士の助け合いや繋がりは本当に大切です。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

卒業設計展⑪

都市化が進む現代。

鹿児島は自然が多い地域かもしれませんが、
新たな住宅地や商業施設を確保するために、
山は崩され、コンクリートで塗り固められつつあります。

そこは鹿児島市下福元町大久保。
山の麓の住宅地と新興住宅地との距離は、わずか1km程度。

高齢化が進む山の地区と、若者が目立つ新興住宅地とは、
住人の関わりが少ないといいます。
そんな地域に、住人が老若男女問わず、自然とふれあい、
自然に寄り添う建築物を提案するプランのご紹介。

共育の森 100Treehouse
学部4年 則松 杏奈 作






































































自然から得るもの、学ぶことはとても多いです。
子供たちは外で思いっきり遊び、地域の人がそれを見守り、
触れ合う機会が増えればいいな、と思います。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2016年10月27日木曜日

卒業設計展⑩

【特攻】と聞くと、思い浮かぶのは【特攻隊】であり、
【特攻基地】ではないでしょうか。

戦時中、鹿児島は特攻基地があったことでも有名です。
特に【知覧】【鹿屋】【国分(現在の霧島市)】はよく耳に
する場所で、特攻基地があった場所は現在、
資料館や慰霊碑が建立されています。

時代の流れとともに、戦争の経験者も減少し、
今は教科書の一部でしか知る機会がなくなってきています。
そんな時代だからこそ、かつて実際にあった悲劇が【過去】と
ならないよう、語り継ぎ、知る場所を提案するプランをご紹介。

戦争を語り継ぐもの
2016年卒 西垣 信良 作






































【特攻隊】若くして散って行った命。
今の平和は、この【命】の上に成り立っていることを、
忘れてはなりません。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月25日火曜日

卒業設計展⑨

第二次世界大戦の終戦から今年で71年を迎えました。

昭和20年8月6日、世界で初めて原子爆弾が落とされた日本。
今ではその悲惨さを伝えるため、原爆ドームが遺されています。

ドームと並んで平和公園や記念館があり、作者は再開発案として、
そこに目を向けました。「平和」をテーマにし、戦争を知る世代と、
これからの平和を創り、維持する子供たちが交流できる場所を
提案するプランをご紹介。

伝承する“想い”  創る  “思い”
学部4年 明治 強照 作












































今でも紛争や内戦があり多くの人が命を落としています。

どの国にとっても【平和】が当たり前となり、
いつまでも続いてくことを願います。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2016年10月21日金曜日

卒業設計展⑧

佐賀城跡の近くの森に、自然に溶け込むようにある人工物。
そして一風変わった地下空間を持つその場所は、誰もが有益な時間を作り出す
場所でもあった。
遊び、学び、楽しみ、癒され、そんな場所を提供する建物を考えたプランのご紹介。

自然に潜る水族館
2016年卒 坂本 直哉 作







































皆様も6坪ギャラリーで学び、癒され、楽しみませんか?
どうぞ、お気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月20日木曜日

卒業設計展⑦

鹿児島県日置市上市来地区にある荻集落。
『人口減少』と『少子高齢化』が深刻な社会問題となりつつある現代で、
全国の集落では人口流出を止めようと、様々な手法で移住者を増やす取り組みを
している。そんな社会問題に目をつけた作者が、
【地方が地方として存続し続けていくための提案】
として作成したプランをご紹介。

風を縫うまち
2016年卒 穂満 亮祐 作






































撮影するスペースが限られており、全体像が公開できませんでした。
どうぞ、ギャラリーにお越しいただき、ご覧下さい。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月19日水曜日

卒業設計展⑥

福岡県田川郡の太平洋セメント香春工場。
作者の故郷であり、幼少期に眺めていた懐かしきその場所は、
今現在、工場は解散し石灰石採掘をしているのみ。
その広大な跡地を利用し、自然豊かでおしゃれな場所へと産まれ変わらせる、
そんなプランをご紹介。

香春町工場植物園
2016年卒 河崎 葉奈子 作







































皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月17日月曜日

卒業設計展⑤

人口減少に伴い増えていく空き家。
そんな空き家を解体した時に出る廃材を利用して、
新たな建物へと産まれかわらせるプランのご紹介。

Collage house
2016年卒 須永 達也 作







































皆様、どうぞお気軽にお越しください。
            
ギャラリー管理人

2016年10月15日土曜日

卒業設計展④

熊本駅にほど近い商店街。古くなり使用できなくなった建物も多く並んでいます。
それはかつて、多くの人から愛されてきた場所。
そこを、今と昔が共存する新しい通りに一新しようと考えたプランのご紹介。

箱家-現代の商店街-
2015年卒 加賀山 岳志 作
















皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月14日金曜日

卒業設計展③

長崎県の伝統行事である,精霊流し。
【精霊船】に使われていた木材に着目し,それを新たな建築物に再利用する,
というプラン概要と模型をご紹介。

還る場所
学部4年 坂井 一隆 作












































皆様、どうぞお気軽にお越しください。

ギャラリー管理人

2016年10月13日木曜日

卒業設計展②

九州(北九州 門司)と本州(山口 下関)を結ぶ大きな橋,
【関門海峡】の概要と模型をご紹介。

1068mの橋の駅
学部4年 河村 悠希 作









































あの大きな橋がコンパクトになり,一目で全体像をご覧いただけます。
皆様,是非お気軽にお越しください。


ギャラリー管理人

2016年10月12日水曜日

鹿児島大学工学部建築学科 柴田研究室 卒業設計展①

ギャラリー入って左奥にある作品 

AGRlculture☓archiTECTURE
  2015年卒 上塘 暁 作

























































どうぞ、ギャラリーにお越しいただき、実物をご覧ください。

ギャラリー管理人

6坪ギャラリー ブログ

6坪ギャラリーのブログを作成しました。

イベント開催中の展示物を主に紹介していきます。
興味のある方は、ぜひ写真ではなく、ホンモノを
ご覧いただければと思います。

皆様のお越しをお待ちいたしております。

また、当社ホームページでも開催スケジュールをご確認いただけます。
どうぞごゆるりと、ご覧ください。


    ギャラリー管理人