2017年8月21日月曜日

『都市に住むこと、田園に住むこと』展⑪

桜島は活火山の一つ。
噴火している姿というのは、鹿児島県民にとって当たり前の光景です。

国内外、観光で来鹿した人たちにとってその姿は、迫力があり、自然の凄さを
感じさせるものでしょう。

桜島の灰も、『降灰体感缶詰 ハイ!どうぞ!!』というお土産になっていたり、
灰干しといって、錦江湾で水揚げされた魚に、加熱殺菌処理された桜島の灰をかけて
干物にしたりと、様々な活用がされるようになってきました。

ですが、毎日のように噴火し続ければ、それだけ火山灰が降ってくるということ。
家や生活にも降灰対策が必要になってきます。

作者は、この桜島と共存するにはどうすれば生活がしやすいかを考えました。

灰が自然と集まる屋根や、屋根に集まった灰が落ちて溜まる場所など、
一つ一つの手間が省け、桜島という土地に住みながらも快適に生活できるプランの
ご紹介。

『克灰 住宅』
工学部2年 只野信幸






















迷惑だと思える環境も、ほんの少し手を加えることで、
快適に生活していけるものです。

皆様、どうぞお気軽にお越しください。


ギャラリー管理人