都市部に住む際に気がかりなのは、周囲からの視線です。
高層ビルや行き交う人々の目が気になり、オープンな造りは避ける傾向にあります。
それとは違い、田舎の建物というのは、周囲に広がるのは畑や川、海、
一般の戸建て住宅などで、それほどにまで視線を気にする必要はありません。
窓を開放し、心地よい風を室内に取り込んだりでき、目隠しのための高い塀や門なども
必要ありません。
自由に自分らしく、自然のままのスタイルで生活できるのが一番のメリットとなります。
作者は、そのメリットを存分に生かした家を考えました。
1・2階に大きなベランダを設け、2階は建物を1周できるように、
そして昼間の暑さや差し込む西日の対策も施し、昼夜を問わずすべての時間帯を快適に
過ごせる家となっています。
春夏秋冬様々な景色を楽しみ、田舎でしかできない生活を送れる、
シンプルかつ贅沢なプランのご紹介。
『ふたつ』
工学部2年 萬藤 大雅
桜島を背景に、目の前には錦江湾が広がり、自然と触れ合いながら住めることは、
とても贅沢な暮らしなのかもしれません。
今回の展示も残り1週間となりました。
皆様、どうぞお気軽にお越しください。
ギャラリー管理人